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コロー 光と追憶の変奏曲

久々に美術展にいってきました。
学生の頃はしょっちゅう美術館に足を運んだものですが、
いつのまにかゆっくりと時間がとれなくなってしまいました。
今回はゆっくりと。
これ!めっちゃくちゃ良かったんです!

カミーユ・コロー(1796-1875)。
19世紀のフランスの画家です。
さほどメジャーな人ではありませんが、
みなさんご存知の19~20世紀の画家たちに多大な影響を与えた画家。
自然を愛し、豊かな感性で描かれた風景画が有名です。

corot1.jpg

「モルトフォンテーヌの想い出」
かつてナポレオン3世の手元にあった3大名画のひとつ


友達にすすめられていたのが音声ガイド。
なんとナレーターは中村吉右衛門です。
迷わず借りました。NHKばりに楽しめました。

作品を観ていて、ガイドを聞いていて思ったのが、
ん~~~、おぼっちゃま!
超裕福な家に生まれて何不自由なく、
好きなときに好きなだけ好きなものを描いています。
大抵の画家は貧乏だったり、作品に迷いがあったり、
苦悩の時期があるのですが、
どの時期の作品も余裕があって感性のままであたたかです。

春・夏は父の別荘で過ごしてスケッチして、
秋・冬になると自宅のアトリエにこもって感じたことを思い出しながら描く。
旅が好きで、オペラが好きで、
そこで感じたことが大いに絵に表現され、
とても人生を楽しんでいるカンジが伝わってきます。
人物画もほとんどが友人や親戚だそうで、
追い込まれたり、金銭目当てとかでなく、
ただ描きたいものを描くというとても恵まれた人なのだな~と受けとりました。

corot4.jpg

「ヴィル=ダヴレーのカバスュ邸」


風景の奥行きがすごくあって、
オペラさながらの劇的な空間演出、木々の動きや水の透明感、
太陽が差し込んで少し目を細ませるようなやわらかい光の美しさ。
数々の画家たちにその作風が影響を与えています。

おもしろかったのが、
影響を受けた画家の作品がその絵の隣に展示されているところ。
影響を受けつつ、その画家なりの個性がそれぞれに出ています。
これがかなりおもしろかった!
ルノワールやセザンヌ、ゴーガン他有名どころの絵が観れたのはラッキーでした!

corot2.jpgcorot3.jpg

「真珠の女」「青い服の婦人」
ルーブル美術館所蔵の3大名画


さすがに3大名画といわれている作品は、
遠くから見てもハッとするキョーレツな存在感です。
コローのモナリザと呼ばれる「真珠の女」は
他の人物画よりはるかに色濃く、人だかりが絶えませんでした。

わかりやすくてとても心地よい絵画たち。
12月7日まで神戸市立博物館で展示されてるので
興味ある方、近くに行かれた方はぜひ!!!

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comment

よかったべ。
「おぼっちゃま」と言えば吉右衛門さんのナレーションにも
「おぼっちゃま」なニオイがしてなかった?
  • 2008/10/15(水) 09:44 |
  • ホリエフジト的 |
  • URL
  • [編集]

>ホリエフジト的

貴族だからね。
歌舞伎バージョンていうチャンネルがあったら
もっとおもしろかったのに。笑
  • 2008/10/16(木) 10:07 |
  • 管理人 |
  • URL
  • [編集]

で、その解説を解説するチャンネルが必要、ってか?(笑)
  • 2008/10/17(金) 03:01 |
  • ホリエフジト的 |
  • URL
  • [編集]

>ホリエフジト的

副音声やね!
  • 2008/10/17(金) 19:07 |
  • 管理人 |
  • URL
  • [編集]

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